大好きなおばあちゃん

2019年8月9日うまじのパン屋, うまパンのメニュー, うまパンの日常

お客様の中に
大好きなおばあちゃんが居る。

自分のおばあちゃんのように好き。
お客様でおばあちゃんでお友達みたいな人。

実際に「おばあちゃん」って呼ばせて貰っている。

月に1回〜2回ほど
室戸から自分で車を運転してやって来る。
高齢者の自動車事故が多いので心配だけど有り難い。

時にはお友達を連れて。
時にはひとりで。

そんなおばあちゃん。
今日はひとりでやって来た。
手には大きなビニール袋を持って。

おばあちゃんは山菜や貝、木の実なんかを採取して歩くのが趣味。

以前には「ハマアザミ」を採ってきてくれた。
しかも、魚のすり身と畑で採れたお野菜も一緒にくれて
「天ぷら」(さつま揚げ)で食べたら美味しいよ!と料理の仕方まで教えてくれる。

いつも何かしら
私にとっては珍しいものを持って来てくれては色々教えてくれる。

今日の大きな袋の中身は・・・

天草1
45リットル袋ほぼいっぱいの天草

この「天草」
こんなに大量の天草はどこかのデパートとかの物産展でしか見たことない。
2kg弱あるかも。

袋を私に渡しながらさらっと心太の作り方を話し始める。
100gの天草に2リットルの水お酢を大さじ1杯。
30分くらい煮込んで濾して冷やす。

以上。

おばあちゃんのレシピはいつも簡潔(笑)

「いつもは拾う(おばあちゃんは採取することをよく「拾う」と言う)がやけど
今年は採れんって聞いたき行かんかったら、ようけもろてなぁ。」
「まだ去年のが残っちゅうき、どぅしょーって考えちょってな。」
「あんたやったら面白がって、つこうてくれるやろなぁおもて(笑)」と。

使いますとも!!!
嬉しくて袋から出して、触ったり匂いを嗅いだりして
「心太の匂いがする!!」って言いながらおばあちゃんの顔を見たら
優しいいつもの笑顔。いつもより目が細くなってて。

テンション上がりまくった私。

おばあちゃんと喋る喋る。
つられたおばあちゃんも喋る喋る。

おばあちゃんの若い頃の話や「トリが飼いたいのよー」って話、シルバー人材センターの話とか。
軍鶏が飼いたいんだって。卵の大きさがちょうど良いんだって。

そして私は元気が出た!
忙しくてやることいっぱいで詰まってた気持ちが晴れた!

元々じいちゃん、ばあちゃんっ子である私。
旦那っちゃんのお母さんも大好きなんだけど
このおばあちゃんとお母さんはとても似てて同じ空気感。

来年の3月で80歳なんだって。
そしたら免許証を返納するらしい。

会えなくなるのは寂しい。
雨続きで2ヶ月会えなかったら心配で仕方ない。
前にしばらく会えないときがあって「心配してた」って言ったら
山菜採るのに夢中になって足元が不安定なところで転んで肋骨にヒビが入ってたらしい。
治ってないのに痛くなくなったから来たって笑ってた。
歯の治療中で前歯が無いのにパンが食べたくてって来てくれた。

会えなくなるのかぁ。さみしいなぁ。

3月まではまだあるけど。

いつまでもいつまでも元気でいて欲しい。

大好きなおばあちゃん。いつもありがとう。

心太は定休日に作るよ!!!